Beginner Class
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第8回 キートランスポーズを使いこなそう!
最近の電子ピアノには、普通のピアノにはない、作曲に大変便利な「キートランスポーズ機能」がついています。
これを活用することによって、前回までに習得した「ダイアトニックコードの基本フォーム」を、黒鍵を使うことなく全ての調(Key)で使えるようになるのです。
この「キートランスポーズ機能」を使うのに必要な理論の紹介も交えつつ、「階名」はそのままで「音名」を移動する方法と、その利点を学んでいきます。
キーワード:半音、全音、シャープ (#)、フラット (♭)、異名同音 (enharmonic)、調 (key)、長調 (メジャーキー)、短調 (マイナーキー)、平行調
ミッション:キートランスポーズで移調したKey (調)は何でしょう?(全8問)
第10回 ダイアトニックコードの機能を探ろう!
トニック・サブドミナント・ドミナント。
ダイアトニックコードの3つの「機能」を分かりやすく解説します。
アカシメソッド独自の、三角形を使ったユニークな図は、今までの音楽教育にはなかった新しい試みです。
さらに、前回紹介したメジャーとマイナーそれぞれのスリーコードを融合させ、メジャーからマイナー、マイナーからメジャーへのコードチェンジを、実際に音を出しながら確認していきます。
また、第4回で登場した、Ⅶm(♭5) の「機能」についても検証します。
キーワード:トニック (Tonic)、サブドミナント (Sub-Dominant)、ドミナント (Dominant)
ミッション:1)Keyはメジャー?マイナー? 2)次のコードは何?(全8問)
第13回 ダイアトニックコードを音名コードに変換しよう!
今回は、自分が指定したコードを、他の人にも演奏してもらえるような形に「変換」する方法を紹介します。もし身近にピアノやギターが弾ける方がいるときに、とっても便利で役に立ちますよ。
ひとつひとつの音を「階名」から「音名」に、そしてダイアトニックコードを「ローマ数字コード」から「音名コード」に、簡単に変換することができます。
(キーボードとノートをご用意下さい)
●ローマ数字コードから音名コードへの変換方法
1)ノートに、ドレミファソラシ を書く
2)キーボードで、変換したいキーのドレミファソラシ を弾く
3)ドレミファソラシに対応している音名をノートに書く
4)音名の下に、ダイアトニックコードを書く
5)それぞれのローマ数字を、上の音名に差し替えたコードを、下に書く
キーワード1:音名コード
キーワード2:音名コード変換のルール
1)音名は同じアルファベットを使わない
2)黒鍵が ド になった場合、エンハーモニックは#より♭を優先する
3)マイナーキーを変換する場合、平行調のメジャーキーに直してから変換する
ミッション:これから弾く音階で使われる7つのダイアトニックコードを、音名コードに変換しましょう(全8問)
第14回 いいメロディを作る3つの秘訣
実際にメロディ作りに入る前に、アカシメソッドとっておきの、いいメロディを作る3つの「秘訣」を教えちゃいましょう!
これを知っているのと知らないのとでは、メロディ作りに大きな差が出ます。
キーワード1:バッキング(=伴奏)
キーワード2:フレーズ(=ひとかたまりのメロディ)
キーワード3:いいメロディを作る3つの「秘訣」
1)声や楽器にあったメロディ(息を使うメロディには、息継ぎをする「間」を入れる)
2)くり返す
3)「3」の法則(同じフレーズを2〜3回くり返した後、別なメロディに進む)
ミッション:「いいメロディを作る3つの秘訣」を念頭に置いて、あなたの好きな曲をあらためて3曲聴き直してみる!
第16回 メロディを階名で歌ってみよう!
今回は、頭に浮かんだメロディや、聞こえてきた気になる曲のメロディをすぐに覚えて演奏するためにとても便利な能力「階名唱」のテクニックを紹介します。
階名唱とはその名の通り、メロディを「移動ド」の階名(ドレミファソラシド)で、歌詞のように歌うテクニック。実は思ったほど難しくはありません。あなたも小学校の音楽の時間で練習しているはず。この「階名唱」を何度も繰り返しているうちにいつの間にか、英会話のようにメロディに自動的に階名が付いてくるようになるのです(人によっては知らないうちに、もう階名唱ができている人もいます)。
ポイントは「移動ド」、つまりキー(ドの高さ)が変わっても歌うメロディは同じであること。「固定ド」と違い、その場でキーがわからなくてもメロディを把握することができるので、作曲には大変有利です。今後も作曲を続けたいと思っている方は、ぜひ習得をおすすめいたします。
キーワード:階名唱
ミッション:キーボードで弾いたメロディを、階名にして歌ってみる!(全8問)
第17回 メロディを作ってみよう!
今回はいよいよ、コード進行を使わずに、最初からメロディを作ります。
前回までに「いいメロディを作る3つの秘訣」を紹介しましたが、今回は「さらなる」3つの秘訣、「いいメロディを作る3つの秘訣 Part2」を紹介。
計6つの秘訣を用い、キーボードを使って、実際に例を挙げながら、印象に残るメロディを実際に作っていきます。
また、あわせて比較的長めのフレーズを展開する方法も探っていきます。
キーワード:いいメロディを作る3つの秘訣 Part 2
秘訣4:メロディは、飛べば飛ぶほど盛り上がる
秘訣5:3の法則の変則活用
秘訣6:フレーズの「符割り」だけを拝借
ミッション:今回紹介したやり方を使って、あなたのオリジナルメロディを(3つ以上)作っていく!
第18回 歌詞にメロディをつけてみよう!
今回は、「歌詞」にメロディをつけるさまざまなテクニックの紹介です。
歌詞には世界観や風景や色や形があったり、また主人公の気持ちが見えたりしているので、メロディのインスピレーションを刺激する大きな材料になります。
でもそれだけではありません。歌詞が先にあるということは、「字数」や「イントネーション」を意識してメロディを作ることになります。
これまでの日本の歌謡曲やJ-POPの歴史をひもときつつ、「名前作曲法」「仮歌詞」という、アカシメソッド独自の方法を使って、楽しみながら歌詞にメロディをつけていきます。
キーワード:詞先、曲先(メロ先)
ミッション:
1)「名前作曲法」を使ってオリジナルメロディを作る!
2)「仮歌詞」を使ってオリジナルメロディを作る!
第20回 メロディにコードをつけてみよう!(後編)
今回はコードづけの最難関、頭に浮かんだメロディにコードをつけていく方法です。
そのためには2つの関門をクリアする必要があります。
「メロディをキーボード上で再現すること」
「メロディのキーを確定すること」
そのためには、第16回で紹介した「階名唱」をフル活用する必要があります。
さらに「異名同メロディ」の罠が待ち構えています。
これらをひとつひとつクリアすることで、メロディを自在にあやつり、コードがつけられるようになっていきます。
楽しみながら音感を磨いていって下さい。
キーワード:異名同メロディ(同じメロディでも読み方が違う)
ミッション: あなたが頭に浮かんだメロディにコードをつける!
1)くり返し歌ったり、録音する
2)最初の音の高さをキーボードで探す
3)耳を頼りに全ての音を見つけていく
4)メロディを階名唱で歌う(異名同メロディに注意!)
5)ドの音を探し出し、キーを確定する
6)キートランスポーズを用い、ダイアトニックコードをつける
第21回は、配信未定です。